「楽しい!」を仕事にしよう。/知的労働の急激な陳腐化とゲーム化する「仕事」 - デマこいてんじゃねえ! に対して付けたブコメ
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/Rootport/20111213/1323776501
KazuyaMitsutani はたして人工知能が実現するのは何時なのか。かなり未来だろう。現状は機械による「判断」っは結局人間のをお手本にしたミニチュアの速度とか上げただけに見える。
我ながら、皮相的な突込みのようにも感じる。
しかし、本文を読み返してみても、やはり論理の流れが良くわからなく、少しずつ突っ込んでいかざるを得ないような文章だと再認した。
とりあえず参照先の文章のスケルトンみたいなものを書き出していこうと思う
1.「新卒一括採用」などに代表される就労に関する固定観念うぜえ
2.むしろ雇用されるという意味での*1「就職」は好きなことで食う道を見つけられなかった人の最後のセーフティーネットであるべき
3.生産性革命で今ある仕事は基本的に人間のやる仕事ではなくなっていく。力仕事がそうであったように、知識労働もそうである。
4.(行間を勝手に読むと)どんな作業であれ、生産性革命がおこり、結局は人間のすべきことはなくなるか、すべき人がいるとしても一部の天才のみである。
5.では労働はなくなるか?否、楽しみとしての労働がある。つまり端的に言うと労働はゲームになる。
このあたりから具体例が出てくるのだがここにギャップがあるような気がするので数字からアルファベットに変える。
A.大企業とベンチャー企業は短い期間で立場が入れ替わりうる(個人的には業界トップ企業、10年間で3割が交代…帝国データバンク調査 | レスポンス (ビジネス、企業動向のニュース) みたいな話かなと)。
B.そもそも給料の多寡は所属する組織ではなく個人の働きに帰属するものである。
C.「社会人」という言葉が嫌い
D.大企業だからと言って安定とは限らない(もう一回)
結論:流れぶった切りで、好きなことで儲ける方法を考えるに越したことはないよ。
さてここから感想を書こう。
まず、やや脊髄反射的につけたブックマークコメントは3に関するものである。
特に、
そして、そうした機械の「判断」は、私たち生身の人間の「判断」よりも合理的で優れている。ならば、私たちヒトの「判断」の価値とは何だろうか。ただ正しい判断を求めるのなら、人間なんて必要ないではないか――。
という部分である。少なくとも僕の知る限りでは機械的判断というのは人間の判断手続のミニチュアに大きな記憶容量を与えたり、速く走らせているだけに過ぎないと感じるのである。今のコンピューターと人間の関係はまだ量的には人間を上回るが質はいまいちな小人さんたちの大軍を人間が配下においていると考えていい。配下におくという表現からも分かるように人間は指揮者たる必要がある。多分僕が死ぬまでは数値計算の指揮者は人間でなくてはならないと思う。そうでなければ面白機械翻訳がしばしば Twitter のタイムラインをにぎわすというようなことが起きるだろうか。
次に、もし脳機能がコンピューターに模倣されるどころか、すべてにおいて先を行かれてしまったような世界を仮に想像してみたとする。しかしそれでも突っ込みどころはある。
知的産業の価値が低くなった未来に、私たちはどんな仕事をしているのだろう。あらゆる「判断」は機械のほうが優れている時代の未来人は、いったい何のために仕事をするのだろう。
きっと、「楽しいから」という理由しか残らないはずだ。
(中略)
そう遠くない将来、あらゆる仕事はゲームになる。楽しくなければ仕事ではない。
という部分に注目しよう。働く人の視点からすればそうであろう。では消費者の視点からはどうであろう。楽しいからという理由で作り出されたコンピューター製の製品より質的に劣るものを購入するだろうか。僕ならばそうしない。
生産性向上が直接的に生み出すのは余暇であって新しい労働ではない。生活必需品の生産に関してすべて機械が質の良いものを安く作ってくれるのだとしたら何を買うだろうか。需要の観点からみるとゲーム的に行われる仕事にはおそらく需要がない。
ここで僕も飛ぶのだが、その可能性の一つにゲームや遊びがあると思う。仕事がゲームになるのではなく広い意味でのゲームをつくるのが主な仕事になる。というのは今のゲーム業界眺めていると厳しいか...?まあでも昔みたいな据え置きゲーム機でどっぷりという人が減っているだけで、携帯型ゲーム機や携帯電話を使ったゲームは廃れていないし。とまあ僕も時間なくなってきたのでルールズ・オブ・プレイで盛り上がっている人たちとかがなんか今後の人類とゲームの関係について語ってくれたらいいなとか適当に書いておく。
あと文献的には Amazon.co.jp: 現代社会の理論―情報化・消費化社会の現在と未来 (岩波新書): 見田 宗介: 本 的な消費のあり方が来るのかなとか。